【新しいテーブルが設置された「トマトルーム」に集まった(右から)平井支店長、中西社長、堀校長=名張市東町で】

 三重県名張市元町の南都銀行名張支店は11月30日、同市西田原の運送会社「シンキ配送」(中西律夫社長)が発行する私募債を受託し、同市東町の県立名張高校に白いテーブル7台を寄贈した。

 同行では、発行手数料の一部を地域貢献に役立てる「SDGs私募債」を活用し、学校などへ物品を贈っている。卒業生が5年前から毎年シンキ配送に就職している縁から、同社が2年連続で贈り先に選んだ。

 寄贈されたテーブルは、2階のコミュニケーション室「トマトルーム」に設置。自習や休憩で生徒たちが集まる場所だが、元々あったテーブルは脚が曲がるなど古くなっていた。

 寄贈式で平井太一支店長は「地元のSDGsに貢献して参りたい」、中西社長は「入社した卒業生は皆、活躍している。今後とも良い関係を続けていけたら」と述べた。堀昌弘校長は「本当にありがたい。地域になくてはならない学校を目指し、ご支援を糧に努力して参りたい」と感謝を述べた。

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