趣味で絵画を楽しむグループ「名張市美術作家協会」の「第32回秋季展併チャリティー展」が、11月17日から20日まで、三重県名張市元町のリバーナホール(イオン名張店3階)で開かれる。入場無料。
メンバーは60代から80代の男女12人で、普段はそれぞれで活動。毎年春・秋の展示前には作品を持ち寄って講評し合い、技術の向上に努めている。
収益は図書購入費に
今回は、20号サイズまでの油彩、水彩、アクリル、パステルの風景・静物画など計100点を展示予定で、収益は市教育委員会を通じて市内の小学校の図書購入費に充てられる。
画家・東山魁夷のエッセーを読んで触発されたという宮里美代子さんは、東山の代表作「道」をオマージュし、梅が丘の風景を基に自分なりに想像した「道」を油彩で表現。稲森三明さんは、陸に上がった船のリフレッシュ塗装の様子を「化粧直し」と題した水彩画で表現した。
松阪市の植物園のバラなどを描いた会長の板野和郎さんは「絵画鑑賞にちょうどいい季節になった。秋らしい作品もあるので、芸術に浸って頂けたら」と来場を呼び掛けている。
時間は午前10時(初日は正午)から午後5時(最終日は同4時)まで。
問い合わせは事務局の久保さん(0595・63・4510)へ。
2022年11月5日付831号19面から
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