三重県は7月21日、名張市77人、伊賀市57人など県内で2279人(四日市市発表分352人含む)が新型コロナウイルスに感染し、90代女性1人が死亡したと発表した。1日の感染者が2000人を上回るのは初で、過去最多だった今月14日の1224人を上回った。また、社会福祉施設など3か所でクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ10万3075人、死者は321人となった。
発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市345人、津市327人、桑名市304人、鈴鹿市238人、松阪市174人、伊勢市144人、菰野町101人、志摩市91人、名張市77人、東員町75人、亀山市61人、伊賀市57人、いなべ市53人、朝日町47人、玉城町36人、川越町34人、県外20人、明和町13人、鳥羽市と多気町が各12人、尾鷲市11人、大台町8人、大紀・紀北・紀宝町が各7人、木曽岬・度会・御浜町が各4人、熊野市と南伊勢町が各3人。
県内の入院患者は前日から11人増の178人、重症者は1人減ってゼロとなり、病床使用率は38・6%。自宅療養者は前日から1493人増の9323人となった。
クラスターが発生した有料老人ホームでは、対象者23人(職員9人、入居者14人)のうち8人(同2人、6人)、医療機関では対象者73人(職員23人、入院患者50人)のうち33人(同9人、24人)、社会福祉施設では対象者82人(職員34人、入所者48人)のうち65人(同20人、45人)が検査で陽性と確認された。
※7月21日午後5時22分追記
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