三重県の伊賀市上下水道部は7月15日、誤った発行日付で水道料金の納付書2701通を発送したと発表した。19日に再発行し、改めて正しい日付の納付書を送り直す。
営業課によると、15日午前11時15分ごろ、6月調定分の納付書を受け取った使用者から「発行日が1年前の令和3年7月11日になっている」と指摘があり、記載誤りに気付いたという。誤った納付書の送り先は口座振替以外の使用者で、計3177枚発行した。
水道料金の計算徴収業務を委託している「ファノバ中部支店」(名古屋市)の担当者が、同計算システムを使って納付書を作成する際、発行日付を誤って入力したのが原因。複数人で確認したが、誤記載に気付かなかった。
同課は今後の対応について、既に支払いを済ませ、確定申告時などに納付書の提出が必要な使用者には収納証明書を発行すると説明。委託業者に対しては確認作業の徹底を指導するとともに、委託業者と市で全ての事務処理手順を再点検するとしている。
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