三重県伊賀市は6月30日、職員ら2083人に夏の期末・勤勉手当(ボーナス)を支給した。総額は9億6695万円で、前年度に比べ1億477万円(9・78%)減った。

 人事課によると、一般職(常勤)と教育長、再任用職員は昨年12月に期末手当の引き下げを国の取り扱いに準じて見送っており、今回の期末手当で減額調整を行ったと説明。一般職(平均年齢42・8歳)1193人の平均支給額は71万7737円(9万3303円減)、最高額は上野総合市民病院の田中光司院長で166万2762円、最低額は4月1日の採用職員で10万50円だった。

 特別職は岡本栄市長191万2680円、大森秀俊副市長148万2120円、高木忠幸・上下水道事業管理者117万9900円、谷口修一教育長141万9600円。議会は近森正利議長101万7600円、西口和成副議長89万6640円で、失職期間がある北山太加視議員が2割減の64万9728円、他の議員は81万2160円だった。

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