三重県名張市は6月17日、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源に、原油価格・物価高騰やコロナ禍に対応する2億8049万円の一般会計補正予算案を発表した。開会中の市議会6月定例会最終日の27日に追加提出する。
予算額1億194万円の子育て世帯生活応援給付金給付事業では、2022年4月分の児童手当受給世帯などに対し、対象の子ども1人につき1万円を給付する。対象の子どもは9650人、世帯数は5400世帯を見込む。
他の主な事業の予算額は次の通り。
▼物価高騰による小学校や保育施設の給食費の増額分への支援に計1266万円
▼燃料や肥料の経費増加に対応する農業者の支援に計1713万円
▼市内の事業所(中小法人、個人事業者)の省エネ・省力化の設備導入支援に4500万円
▼小中学校の手洗い場の一部自動水栓化に計2619万円
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