【手作りカレーに舌鼓を打つ参加者たち=名張市梅が丘南5で】

 三重県名張市の川西梅が丘地域に住む高齢者を対象に、触れ合いの機会を持ってもらおうと6月15日、梅が丘市民センター(梅が丘南5)で食事会「ちょい・カレー」が開かれた。

 蔵持民生委員協議会が主催となり、川西・梅が丘地域づくり委員会の協賛で開催。一人暮らしの高齢者の孤独化が問題視される中、地域交流の機会にしてもらおうと企画した。同協議会では昨年3月から、緑が丘地域住民を対象にした食事会「ひだまりランチカレー」を月1回開催しており、これまでに300人以上の地元住民が参加している。

参加者に出された手作りカレー

 この日は朝から、同協議会のボランティア8人が調理を開始。午前11時半ごろ、カレーの香りが漂う会場に次々と高齢者が訪れ、談笑を交えながら舌鼓を打った。70歳以上の地元住民計約30人が参加し、食後はコーヒーやゼリーを楽しんだ。

 同協議会の森志津さん(77)は「3か月に1回は続けて行きたい。作りたてのおいしさを味わってもらえたら」と話し、参加者の橋本悦子さん(70)は「辛さがちょうど良く、ジャガイモもホクホクしておいしい。レシピを教えてほしいくらい」と笑った。

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