三重県名張市梅が丘北1の市立梅が丘小学校(全校児童287人)で5月31日、3年ぶりの水泳授業再開に向けたプールや更衣室の掃除があり、6年生と教員計約50人が取り組んだ。
新型コロナウイルスの影響で、昨年と一昨年は水泳授業が中止に。プールを3年間使用していなかったため、底一面にはこってりと泥が溜まっていた。児童たちは裸足で全長25メートルのプール内に入り、デッキブラシやたわしなどを使って床や壁を磨いた。
プール掃除に参加した上田楓介君(11)は「カナブンやタガメもいた。中は汚かったけど、皆のために頑張った」と話していた。
同小では6月22日から水泳授業が予定されている。空き教室も活用して更衣場所を多く確保、プール内外でソーシャルディスタンスを保つなど、感染対策をとった上で実施するという。
市教育委員会によると、文部科学省が出した指針などを受け、今年は全14小学校でプール授業を実施する方向で準備を進めている。
伊賀市教委によると、同市の全19小学校でも同様に準備を進めているという。
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