5月28、29日に三重県内北勢地区を会場に開かれる「第42回高円宮賜杯学童軟式野球マクドナルドトーナメント」三重県大会に、伊賀地区代表として名張市の学童野球チーム「名張少年野球団」が出場する。
10チームによる4月の伊賀支部予選は、決勝までの4試合とも相手に先制や逆転を許す展開。延長タイブレークにもつれ込んだふたば少年野球クラブ(伊賀市)との決勝は、ダブルスチールからキャプテン平山湊祐君(名張小6年)がスクイズを決め、2年ぶりの県大会出場を決めた。
団員14人のうち5人が4年生で、3人ずついる5、6年生とともにチームを支える。「ピンチでもチャンスでも声を掛け合い協力できるチーム」と話す平山君は「先頭バッターを出して、2アウトからでも諦めず、流れを作って勝ちたい」と抱負を語った。
1回戦の相手は、前回出場した2020年度の初戦で1点差で敗れ、その後優勝し全国大会に進んだ金山スポーツ少年団(熊野市)。中野健太監督(42)は「守りからリズムを作り、できることをこつこつやる。初戦突破を目標に、次につながる試合を」と話した。
県大会は、地区予選を勝ち上がった16チームがトーナメント形式で対戦し、優勝チームは8月の全国大会に出場できる。
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