女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重は5月22日、伊賀市小田町の上野運動公園競技場で朝日インテック・ラブリッジ名古屋と対戦し、1‐0で勝利した。
今季初の4連勝がかかった前半戦最後の本拠地戦で、くノ一はMF森仁美が開幕戦以来となるゴールを決めた。起点は後半残り7分に得たコーナーキック。一度はクリアされたが、DF西林里恵、FW小川志保とダイレクトでゴール前に運ぶと、最後は森がディフェンスラインの裏に出たボールに素早く反応し、飛び出した相手ゴールキーパーの動きをみて、冷静に押し込んだ。
試合後のインタビューで、草木克洋監督は「暑さもあったが、前半は無責任なプレーが多かった。最後の最後で勝ちにこだわるゴールを生んでくれた」、決勝ゴールを決めた森は「ボールが後ろから転がってくると思っていたので、躊躇なく飛び込めた」と振り返った。
くノ一の順位は7勝1分1敗の暫定2位。29日の次節は東京都調布市のAGFフィールドで勝ち点2差の同首位・スフィーダ世田谷FCと対戦する。
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