三重県伊賀市は5月18日、岡本栄市長（70）の資産を公開した。閲覧場所は同市四十九町の市役所4階の秘書広報課広聴広報係で、時間は平日午前8時30分から午後5時15分まで。
資産公開は条例に基づくもので、不動産は上野池町と生琉里に7筆計約2772平方メートル（固定資産税課税標準額約793万円）、自宅などの建物計5棟約391平方メートル（同約1236万円）。昨年の公開時に30万円とした当座と普通を除く預貯金はゼロ円だった。
2021年中に新たな取得した資産はなく、現在所有する取得価額が100万円超の美術工芸品は彫刻2点、絵画8点、陶器と金工各1点の計12点。保有する有価証券は昨年と変わらず地元ケーブルテレビ会社の5株25万円で、貸付金や借入金はなかった。
所得は、給与1308万4380円、雑所得は年金と講演料の計211万7815円で、今年4月1日現在で報酬を得て役員などに就任しているのは伊賀南部環境衛生組合で副管理者としての年額1万5000円だった。
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