【入選を喜ぶ秘書広報室の職員=名張市役所で】

 2022年の全国広報コンクール(日本広報協会主催)で、三重県名張市の「広報なばり」が広報紙部門の市部で入選した。7年ぶり4度目となった。

 広報なばりは、タブロイド判モノクロ16ページで毎月約3万4000部を発行。秘書広報室の職員3人が取材や編集を手掛け、室長が取りまとめている。

 受賞したのは21年10月号で、「コロナ禍のいまこそ、こころをひとつに」と題して9ページに渡って特集。感染防止対策の徹底を呼び掛け、前向きに行動を起こす人たちを紹介し、さまざまなメッセージを掲載した。県審査で特選となり、全国コンクールに出品された。同部には62点が出品され、特選1点と入選1から3席の3点に次いで11点が入選した。

 同室長の奥保靖史さん(49)は「正直うれしい。地域の課題を自分ごととして考え、行動につなげて頂くきっかけになる広報でありたい」、同室広報対話係長の高嶋義典さん(43)は「『伝わる広報』を意識し、より充実させたい」と話した。

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