三重県伊賀市沖の「不動寺」で11月21日、堀本識仁住職(31)の就任を披露する晋山式があった。86年ぶりに営まれた式で、晴れやかな衣装を身に着けた子どもら約100人とともに、集落内の公民館から寺まで約1キロを練り歩いた。〈YouTubeで動画を見る(https://youtu.be/RKKRBvQwsJc)〉
同寺は真言律宗総本山西大寺(奈良市)の末寺。行列が寺に到着すると、西大寺長老の松村隆誉真言律宗管長と合流し、約15人の僧侶たちとともに奉告法要に臨んだ。本堂では、堀本住職が本尊の不動明王を前に晋山奉告文を読み上げて19代住職就任を伝え、千年以上の歴史を持つ古刹を守る決意を示した。
法要後、堀本住職は檀家らを前に「人が集うお寺を目指し、より一層の精進に励み、当寺の護持に邁進致します」とあいさつを述べた。
2021年11月20日【新住職就任で86年ぶり晋山式 伊賀市沖の不動寺】(https://www.iga-younet.co.jp/2021/11/20/47676/)
- Advertisement -