「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2021MIE」(同実行員会主催)が10月16、17日の2日間、四日市市日永東1の四日市市総合体育館を会場に開かれる。予選を勝ち上がった各都道府県の代表が6つの競技タイトルで競い、総合成績によってeスポーツの全国頂点を決める。
2019年10月に「いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会」の文化プログラムとして初開催された同選手権。第1階は開催地の茨城県、第2回は鹿児島県で開催され大阪府が総合優勝した。今回は新型コロナ感染拡大の影響で、一部の選手を除き会場への来場はなく、無観客で、オンライン形式で大会は開催される。予選には8万人以上が参加し、計154人が各都道府県の代表として全国舞台へ進んだ。
同16日は市総合体育館で開会式があり、地元三重県の選手らが出席。一般社団法人日本eスポーツ連合の岡村秀樹会長が「全国のファンの皆様、地元の選手に熱い声援をおくってください」などとあいさつ。三重県の一見勝之知事はビデオメッセージを寄せ、「これまで競技に打ち込んできた情熱をぶつけてほしい」と選手を激励した。優勝旗返還では、大阪府の選手の代わりに、四日市市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」が優勝旗を岡村会長に渡した。
地元三重の3選手が選手宣誓し、「家族や友人に感謝し正々堂々と戦うことを誓います」と力強く誓った。開催地である四日市市の森智広市長は「年々注目が高まっているeスポーツ。この四日市市で全国1位となって思い出を作ってほしい」と話していた。
競技タイトルは「eFootball TM2022」(株式会社コナミデジタルエンタテインメント)、「グランツーリスモSPORT」(株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント)、「パズドラ」(ガンホー・オンライン・エンターテインメント株式会社)、「ぷよぷよeスポーツ」(株式会社セガ)、「プロ野球スピリッツA」(株式会社コナミデジタルエンタテインメント)、「モンスターストライク」(株式会社ミクシィ)の6つ。大会はインターネット中継される。視聴などについては公式ホームページ(https://jesu-mie.or.jp/2021esports/)へ。