特殊塗料メーカー「オキツモ」(三重県名張市蔵持町芝出)は9月30日、リユースタイプの感染防止衣30着を市に寄贈した。救急隊員の新型コロナウイルス感染症対策に活用される。
寄贈した感染防止衣は特殊なナイロン製で、無孔で高いウイルスバリア性があり、耐久性にも優れているという。洗濯することで、繰り返し使用できる。
同市消防本部では2008年に同様の感染防止衣を導入していたが、枚数が少ない上、劣化が進んでいたため、不織布製の簡易な予防衣を併用していた。
市役所であった贈呈式で、同社の橋本良紀取締役は「当社は危険物を取り扱っており、日ごろから消防本部にご指導頂いている。コロナ対策でご苦労される中、何か協力したいと思い、寄贈させて頂いた」と話し、亀井利克市長は「第6波に備えて準備を進めており、願ってもない品。有効に活用させて頂きたい」と感謝を述べた。
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