【関西女子のユニホームを着た東山さん=名張市で】
8月16日から神奈川県横須賀市で開かれる「第7回全国女子中学生硬式野球選手権大会」に、三重県伊賀市立緑ヶ丘中3年の東山桜和さん(15)が、関西地区のボーイズリーグの女子選手が集まるチーム「関西女子」の一員として出場する。初めての経験となる全国大会出場を控え、「一戦必勝で1位を目指したい」と意気込んでいる。
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2歳上の兄の影響で、小学3年から名張市の少年野球チーム「桔梗ボーイズ」でプレー。現在は硬式の「伊賀中央ボーイズ」で主に一塁手としてプレーする傍ら、月に数回開かれる関西女子の練習や試合などに参加。同世代の選手たちと切磋琢磨し、交流を深めている。
関西女子には3年生11人、2年生14人、1年生18人が参加。コロナ禍で集まる機会は例年より少ないものの、チームスローガンの「一生懸命」を胸に、積極的なプレーで勝ち上がりを狙うそうだ。
「みんなが野球に熱心」な伊賀中央ボーイズと、「女子選手みんながガッツあふれるプレーをしている」関西女子のそれぞれから刺激をもらう日々。今の自身の持ち味はバントや守備力だというが、自他ともに認める負けず嫌いで、「もっとヒットを打てるようになりたい」とレベルアップを心に誓っている。
同大会は全国18チームによるトーナメント形式で行われる。
2021年7月31日付800号4面から
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