三重県は8月1日、県内で10歳未満から90代までの男女37人(四日市市発表分14人含む)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。県内の感染者は延べ5799人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市14人、名張市8人、津市5人、鈴鹿市・桑名市2人、伊賀市・松阪市・紀宝町・御浜町・菰野町・県外在住が各1人だった。

 名張市では、7月31日に陽性と確認された50代男性会社員の濃厚接触者として特定された同居家族7人の検査が行われ、10歳未満の未就学児男女2人、10歳未満と10代の男女小学生2人、20代女性会社員1人、30代無職女性1人、あわせて6人が陽性とわかった。現在小学校が夏休みのためそれぞれ濃厚接触者は特定されていない。

 同市では他に20代県外勤務の男性会社員1人と7月31日に陽性となった県外に通学する10代男子大学生の濃厚接触者として同居家族の50代女性パート従業員1人が検査の結果、陽性と確認された。

 伊賀市では、7月28日に陽性と確認された40代男性会社員の濃厚接触者(同居家族)として60代無職の女性が検査したところ陽性と判明。

 四日市市では、7月30日に陽性が判明した30代女性介護職員の接触者として、90代男女4人を含む70代、80代の男性2人、あわせて6人の接触者が感染した。全員同じ通所施設の利用者。

 20代男性会社員と30代女性パート従業員の夫婦は、7月中旬に関西方面の親族への訪問歴があり、同親族の感染判明を受け、検査の結果陽性とわかった。

 愛知県の大学に通う20代男性は28日に陽性が判明した40代男性会社員の同居家族で一度検査し、陰性となったが、発熱などの症状が出たため再度検査したところ、陽性となった。

 同市では他に10代女子中学生や20代男性会社員など5人を含む合計14人が感染したと発表した。

※午後5時25分追記

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