女子サッカー・なでしこリーグ1部に所属する伊賀FCくノ一三重は7月1日、クラブを運営するNPO法人の役員変更を発表し、新理事長に元伊賀市議会議員の森川徹氏(43)が就任した。
森川氏の就任は1日付。クラブによると、30日に開かれた理事会で承認され、現在6人いる理事のうち4人が辞任したという。
森川氏は現在、会社役員。元市サッカー協会顧問で、くノ一後援組織の事務局長を務めている。この日の記者会見では「現場第一。選手、スタッフがどこに向かうのか、プロリーグ参加が進む道なら、フロントとしてしっかりバックアップしたい。これまで通り地域密着で、市民と一緒になって盛り上げていきたい」と抱負を述べた。
退任のあいさつで柘植満博・前理事長(80)は「本年初頭から後進に譲ることを考え、若い人にくノ一の命運を託そうと決意した。理事として残ってチームのために尽くしたい」と話した。
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