三重県伊賀市は6月22日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種を7月17日から開始すると発表した。8月21日までは伊賀市役所など市内6会場のいずれかで実施し、公立の小中学校や幼保育園の教職員ら約1200人を対象にした集団接種は別枠を設定した。

 市ワクチン接種推進課が市議会議員全員協議会で説明した。実施日は木曜と土曜が午後3時から同5時、日曜は午前10時から正午と午後3時から同5時で、接種人数は1時間に医師1人当たり80人を予定。モデルナ製ワクチンを使用し、1回目と約4週間後に接種する2回目の会場は同じになる。

 予約開始日は、個別接種を予約していない65歳以上の高齢者が同5日、基礎疾患のある40歳から64歳が同14日、基礎疾患のある16歳から39歳が同21日、基礎疾患のない16歳から64歳が同28日で、コールセンターかインターネットで受け付けする。対象は発送日の2日前までに住民票がある人で、接種券は40歳から64歳(約2万7700人)が7日、16歳から39歳(約2万1300人)が14日にそれぞれ発送する。

 別枠を設定した集団接種は実施日が7月の22日(2回目8月19日)と24日(同21日)、25日(同22日)で会場はあやま文化センター。職域接種では、伊賀市社会福祉協議会が私立の幼保育園などの職員や市内の社福法人、NPO法人の従事者ら約1200人を対象に市総合福祉会館で休館日の日曜に実施する計画で、上野商工会議所と伊賀市商工会も実施に向け検討している。

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