「家族に愛を、住まいにアイを」をスローガンに自由設計の木造注文住宅を手掛けるアイ工務店(大阪市)は4月17日、三重県名張市瀬古口の「ABCハウジング名張住宅公園」内に名張展示場をオープンする。県内でモデルハウスを設けるのは初めて。
同社は2010年創業。今春までに、関西を中心に関東から九州まで24都府県計約120か所で住宅展示場を展開している。19年度の引き渡し棟数は2282棟、売上高は539億円(前年比136%)で成長を続けている。
「憧れの住まいをプロデュースし、理想の暮らしをデザインします」を家づくりのコンセプトとし、高低差を利用した空間提案が特徴。リビングの天井を通常より0・6から1メートル上げてゆとりを持たせるハーフ吹き抜け、1階と2階の間に部屋を設け子ども部屋や和室など多用途に活用できるスキップフロア、アウトドアへの出発基地として使える0・5階の土間収納など、限りある2階建て家屋の空間を同社の高い技術力で徹底活用する。
名張展示場は、そんな同社の数々のアイデアを盛り込んだ最新のモデルハウス。大きな切妻屋根が目を引く外観で、全体的に和モダンな雰囲気に仕上がっている。3人のスタッフとともに案内にあたる矢野広明支社長は「『こんなこともできるんだ』とお客さまのマインドを高められるような、今までにない空間提案をしたい。コロナ対策にも万全を期しており、安心してお越し頂けたら」と話している。
同住宅公園は国道165号沿いにあり、近鉄名張駅からは徒歩約20分。
問い合わせは同社名張展示場(0595・41・1388)まで。
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