三重県の名張市役所で4月1日、新規採用職員50人への辞令交付式があった。新型コロナウイルス感染対策で昨年と同様、時間を短縮し実施した。
式では、営繕住宅室に配属される小西那央さん(22)が代表して辞令を受け取り、地域包括支援センターに配属される社会福祉士の鉢呂美菜さん(25)が宣誓書を読み上げた。亀井利克市長は「配属先の仕事を覚えて戦力となり、続いて他の部局がどんなことをしているか学んでほしい。リンクする力、連携協働する力も市職員にとって重要だ」と訓示した。
式後、鉢呂さんは取材に「今までは、伊賀市内で障害のある方の支援などをしてきた。これからは実家のある名張市で、どんな方でも安心して過ごせる地域になるよう、少しでも力を発揮して働きたい」と話していた。
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