三重県は2月15日、志摩市の男女2人と津市、四日市市の男性2人の計4人が新型コロナウイルスに感染し、入院していた60代から80代の男女3人が死亡したと発表した。県内の感染者数は延べ2393人、死亡が確認されたのは46人目となった。

 発表によると、志摩市で感染が確認された男女2人はクラスター(感染者集団)関係者。県立志摩病院に勤務する看護助手の60代女性は、9日に1度陰性が確認されていたが、14日から症状が現れ、陽性となった。80代アルバイト従業員の男性は、県内38事例目のクラスターに認定されているカラオケ喫茶を1月下旬に利用。濃厚接触者として同居人1人が特定されている。

 津市の80代男性は、12日に陽性が判明した70代女性の同居家族。9日から12日まで鼻汁や咽頭痛などの症状が続き、濃厚接触者として13日に検体採取をしたところ、陽性が判明した。

 四日市市の40代会社員男性は、8日から12日まで出勤。10日から12日の勤務後に市内の飲食店を利用していた。特定されている濃厚接触者は同居家族2人、接触者は職場関係者4人。

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