鉄道の利用の仕方や電車に乗る楽しみを親子で知ってもらおうと、伊賀鉄道上野市(忍者市)駅で11月29日、「電車の乗り方教室」が開かれ、事前に申し込んだ伊賀市内の園児・児童と家族計38人が切符の購入やクイズ、記念撮影などを楽しんだ。【車庫に停車中の電車内でクイズを楽しむ参加者ら=伊賀市上野丸之内で】
市と同鉄道ではこれまで、保育所(園)・幼稚園を対象に平日に開催していたが、家族で外出する機会に役立てたいと保護者らから要望もあり、初めて休日開催の日を設定。この日は4、5歳児と小学校低学年の園児・児童が家族らとともに参加した。
午前10時に同駅へ集まった参加者たちは2グループに分かれ、最初に自動券売機で最短区間(小児100円)の乗車券を購入して改札を出入りした。続いて同駅車庫に移動し、同鉄道の中村光宏助役と杉井悟助役から説明を受けた後、車内で同鉄道の忍者列車やキャラクターの「ふくにん」などにまつわるクイズに挑戦。参加者たちが乗車したまま電車が自動洗浄機を通ると、「どうなってるの」「奇麗になった」など驚きの声が上がっていた。
両親と参加した小学4年と1年の姉妹は「洗車機を通った時に、すごいと思った。電車が好きなので、参加して良かった」と話していた。
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