伊賀市役所などで12月27日、仕事納めの式があった。岡本栄市長は支所など9か所で年末のあいさつ後、1月に開庁した新庁舎で幹部職員ら約40人を労った。【岡本市長のあいさつに耳を傾ける伊賀市の幹部職員=伊賀市四十九町で】
あいさつの中で、岡本市長は「伊賀市は私が関係するようになってからずいぶん良くなった。知名度も高まった。財政状況もしっかりと歩みを続けている」と自己評価。何かと対立が目立つ議会との関係については「この街の喫緊の課題を共有できた。潮目が変わってきたかなと思う」と述べた。
また、市議会12月定例会で再提案した「伊賀市ミュージアム青山讃頌舎(あおやまうたのいえ)」の設置条例案が可決したことにも言及。「市で初の美術館、ミュージアムが開館の運びになったことは市民への大きなプレゼントになった」と満足げだった。
名張市役所では、出張中の亀井利克市長に代わって前田國男副市長が年末のあいさつを述べた。
前田副市長は今月の世界保健機関(WHO)の視察に触れ、「地域共生社会の先進都市として注目されている。住民満足度を高めるため、皆さんの英知を結集して頂きたい」と述べ、「令和の時代に入って最初の新年。すがすがしく迎えてください」と集まった幹部職員ら約95人に労いの言葉を掛けた。
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