伊賀・名張両市の災害対策本部は10月12日午後7時までに、台風19号の接近に伴う両市内の被害状況などを取りまとめ発表した。
伊賀市では午後1時50分ごろ、同市緑ケ丘東町の路上で、近くに住む70代の男性が自転車を押して歩行中、強風にあおられ転倒し、骨盤を骨折する大けがを負った。気象庁よると同市では午後3時31分、最大瞬間風速28・8メートルを観測していた。
市内の一部地域で避難勧告や避難準備を発令した同市では、午後3時30分までに、6か所の避難所に計57人が避難した。
伊賀鉄道は午後0時30分から全線運休していたが、午後5時40分から運転を再開した。
名張市では午後6時30分、同市箕曲中村地区に発令していた避難勧告を解除した他、開設していた全7か所の避難所を閉鎖した。
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