名張市は8月26日、定例記者会見を開き、9月議会に上程する4億8627万6000円の一般会計補正予算案など計28議案を発表した。一般会計の補正後の総額は総額298億6330万1000円となる。
補正予算の主な内容は、10月からの幼児教育・保育無償化に伴う措置のための費用として1億457万円、財政調整基金など基金の積み立てに2億9829万円など。
他には、約3年前から増加傾向にある同市在住外国人への支援窓口として「(仮称)多文化共生センター」を市人権センター(希央台5)内に設置する事業費560万円、日本語の指導を必要とする市内在住外国人の児童や生徒を支援する事業費144万円などを盛り込んだ。
18年度決算では、病院事業会計の医業収支は前年度より8926万円の損失が増えた。延べ入院患者数が前年度比6376人減の5万7277人、延べ外来患者数が5971人減の8万1405人となったことなどが響いた。水道事業の収支は、動力費や減価償却費などの増大により5253万円の当年度純損失となった。
条例議案は11件。一般議案は2件で、伊賀市青山支所管内のし尿処理の管理運営に関する伊賀南部環境衛生組合の規約変更など。
9月議会は2日から10月2日までの31日間で、一般質問は9月5、6、9日の3日間。
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