伊賀市議会事務局が2018年度分として議員から提出された政務活動費の収支報告書をとりまとめ、公表した。総支給額は議員24人のうち交付の請求があった23人の計552万円で、支給額を上限に使った割合を示す執行率は前年度比7・9ポイント増76・2%だった。残額の131万3946円は市に返還した。
同市議会は個人支給で、年間24万円。経費として認めている6項目で最も多く使ったのは、行政視察の交通費や宿泊費などの「調査研究費」約222万6千円(18人)だった。次いで「研修費」124万5千円(15人)、「資料購入費」56万9千円(17人)の支出が多かった。
議員別の収支報告額では、全額使い切ったのが田中覚議員(60)と森川徹議員(41)、生中正嗣議員(71)、上田宗久議員(71)の4人で、中岡久徳議員(71)は交付の請求をしなかった。
市役所5階の議会図書室で閲覧できる。
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