伊賀市議会の臨時会は4月15日、議員定数を24人から2減の22人とする条例改正案を賛成多数で可決した。補選を除く次の選挙から適用される。
提案理由では、昨年5月に立ち上がった議会活性化推進会議が伊賀市と人口、面積、財政力指数で等しい類似団体を抽出し、議員定数の基準は22・7人と算出した結果などを踏まえ、「22人としたい」と説明。採決では岩田佐俊議長と欠席した桃井弘子市議を除く22人のうち、14人が賛成した。
これに対し、2減に反対の議員から「推進会議の資料では概ね5年先の将来設計を根拠に算出している。22人では将来予測が加味されていない」とし、人口減少の観点や3常任委員会を6人とするなどスリム化し、今後10年、20年先を見据えて6減の18人とする条例改正案が提出されたが、賛成は7人だけだった。
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