観光の街づくりを目指す伊賀市は2月22日、忍者市宣言から3回目の「忍者の日」に合わせ、愛称で伊賀鉄道伊賀線を「伊賀鉄道忍者線」に、上野市駅(上野丸之内)を「忍者市駅」にし、除幕式で新たな駅名表示をお披露目した。式典では国内外で忍者ショーを展開する「伊賀忍者特殊軍団 阿修羅」を新たな市の観光大使として委嘱した。【観光大使になった「阿修羅」のメンバーらと祝う岡本市長(前列中央】=伊賀市上野丸之内】
除幕式で岡本栄市長は「忍者市宣言から2年が経った。来て頂いた方に忍者の聖地を実感してもらえるよう、私たち市民もしっかりその認識を持っておもてなししたい。今日から新しく忍者市駅が開業します」とあいさつ。駅前広場では忍者ショーや餅の振る舞いがあり、同駅からは事前申し込みの参加者や関係者ら34人を乗せた記念列車が伊賀神戸駅に向けて出発。この日のために注文した特製弁当を味わった。【駅前広場で得意の殺陣を披露した「伊賀之忍者衆『羅威堂』」】
また、同鉄道では22日から新たな愛称の命名を記念した乗車券などを発売している。手裏剣型切符で、縦横とも13・2センチ。片道大人360円区間で、初回分として9月30日の間に500枚を販売するという。
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