28日奈良 6日本拠地・伊賀

 女子サッカー・なでしこリーグ2部の伊賀FCくノ一は、ゴールデンウィーク中に2試合のホームゲームに臨む。4月28日(土)は奈良市法蓮佐保山のならでんフィールドで岡山湯郷Belleと、敵地戦を挟んだ5月6日(日)は伊賀市小田町の上野運動公園競技場で千葉県のオルカ鴨川FCとそれぞれ対戦する。いずれも午後1時キックオフ。【公式戦で3試合連続得点中のMF杉田主将】

 3月21日の開幕戦で黒星を喫したが、その後はリーグカップを含む公式戦4試合で連勝を続けるくノ一。15日にあったリーグ杯3節の対湯郷ベル戦も2‐0で勝利した。大嶽直人監督が掲げる「プレッシングサッカー」は相手陣内でボールを奪取し、ゴールに直結させる戦術で、試合を重ねるごとに浸透度が増している。

 選手に一番求めるのはハードワークだ。チーム全体でみると、90分間に全力で走るスプリントの回数が昨季よりも増え、体力の消耗は相当激しいが、勝利で得る自信からプレーに迷いがなくなった。

 20日までの公式戦5試合で13得点は2部の10チーム中トップ。3試合連続でゴールを決めるなど好調さを維持しているキャプテンのMF杉田亜未は「シュート数が増えているのはプレスの効果があったからこそ。得点者だけでなく、チーム全体としてプレーの質が上がっている。判断の早さなど課題と向き合いながら更に進化し、連勝を続けたい」と次戦の抱負を話した。

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