伊賀地域の菊愛好家21人でつくる名張菊友会(坂口隆会長)の「菊花展」が、名張市鴻之台の市役所正面玄関で、12日まで開かれている。赤・白・黄の色とりどりの大輪をつけた253鉢が並ぶ。時間は午前9時から午後4時まで。 【色とりどりの菊が並ぶ展示の様子=名張市で】
菊花展は今年で56回目。課題品種を育て生育具合や美しさを競う「競技花」や、花の仕立て方、花壇の造りごとに分けた6部門を展示している。会期初日の6日には、三重菊花芸術協会の辻毅会長が背丈や花の開きなどを審査し、各部門の入賞者を決めた。
「福助花壇の部」で7年連続1位に輝いた同市美旗町中の木野喜一さん(88)は「花も透き通り、奇麗に出来た。会員の皆の指導のおかげ」と喜んだ。
各部門の1位受賞者は次の皆さん。
競技花=名張市長賞 福森隆夫さん(新田)
12鉢花壇=三重県知事賞 川北克明さん(蔵持町里)
ダルマ花壇=名張市議会議長賞 同
福助花壇=名張菊友会会長賞 木野喜一さん(美旗中3)
盆栽花壇=伊和新聞社社長賞 川北邦弘さん(桔梗が丘5)
6鉢花壇=南都銀行名張支店長賞 坂口隆さん(蔵持町里)
- Advertisement -