サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表FW町野修斗選手(23)=J1湘南ベルマーレ=の地元、三重県伊賀市で11月27日夜、コスタリカ戦のパブリックビューイング(PV)があり、3会場で計約400人が試合を見守った。日本は後半36分に先制点を許し、0-1で手痛い黒星を喫した。町野選手は出場機会がなかった。
市主催のハイトピア伊賀(上野丸之内)会場では、日本代表のレプリカユニフォームを着た人など124人が集まり、スティックバルーンを手にエールを送った。
試合を見守った父・理さん(61)は「試合前、本人から『調子がいい』とメッセージがあった。出たかっただろうが、こういう試合を目の前にして色々感じることも大事。次こそ出場できたら、勝利に貢献できると信じている」と話した。
PV会場から声援を送った同市荒木の榊原昭子さん(39)は「残念だったけど、伊賀市が一体となって応援できてよかった。厳しい戦いになるが、修斗君の出番を期待して次も必ず応援したい」と話した。
この日、前田教育会館蕉門ホール(大谷)には町野選手の地元・中瀬地区の住民ら65人、あやま文化センターさんさんホール(川合)には町野選手が中学時代に所属したサッカーチーム「FCアヴェニーダソル」の関係者ら約220人が集まり、試合を見守った。
日本代表は次戦、12月2日午前4時(日本時間)からスペイン代表とグループリーグ突破をかけて対戦する。
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