「徹底的にベートーベン」をテーマにしたコンサート「クラシックのいろは2018」が、6月から来年2月にかけて伊賀市西明寺の市文化会館さまざまホールで開かれる。演奏は大阪交響楽団で、4回セット券が3月17日から同ホールや市内のプレイガイドで販売している。【「クラシックのいろは」のPRポスター=伊賀市役所で】
ホールを管理運営する伊賀市文化都市協会の主催。「10年後には地域のクラシック人口1%を目指そう」と、2015年に始まった企画で、今回は同楽団常任指揮者の寺岡清高さんがナビゲーターを務め、ベートーベンの作曲動機や聴きどころなどを分かりやすく解説する。
料金は4回セット券の指定席が3000円。各回単発券の自由席は一般1000円、高校生以下500円、ペアチケット(2枚)1600円。未就学児の入場は不可。各回単発券の指定席は1200円で、初回開催の6月17日から販売する。
開演はすべて午後2時。開催日とコンサートタイトル、主な演奏曲は次の通り。
【6月17日】「Vol.1 運命はこのように扉を叩く」=交響曲第5番「運命」他
【9月17日】「Vol.2 優雅と気品...。室内楽の頂点に触れる」=ピアノ三重奏曲7番「大公」他
【11月17日】「Vol.3 難曲『ラズモフスキー』をひもとく」=弦楽四重奏曲第9番他
【2月17日】「Vol.4 3名曲で追う楽聖のロマン」=ピアノソナタ「月光」「悲愴」「情熱」他
三重県在住、出身の若手音楽家による隔月のコンサートもある。開催日は4月から来年1月の間に計6回で、客席は出演者と同じステージ上に設ける。料金は各回500円。
問い合わせは文化会館(0595・24・7015)へ。