伊賀地域唯一の映画館「ジストシネマ伊賀上野店」(伊賀市小田町)が2月20日の営業を最後に閉館する。地域住民らの娯楽の場として親しまれてきたが、惜しまれつつ19年の歴史に幕を下ろす。【最後まで来館を呼び掛けるスタッフ=伊賀市小田町で】
1998年6月に開店したショッピングセンター「ジョイシティオークワ」と共に開館。運営はオークワなどを経営する株式会社オークワのグループ会社、株式会社オー・エンターテイメント。オークワが複数の地主と結んでいる土地借用の契約期限(2018年6月)を前に、契約を延長しないことが決まり、同時に映画館の閉館も決まった。1月中旬、地域住民らに閉店を伝えるちらしが配布されると、来館者からも「なくなるのは寂しい」との声が上がるようになったという。【ジストシネマ伊賀上野が入るジョイシティオークワの建物=同】
同館では最後まで映画を楽しんでもらいたいと、昨年上映して人気を呼んだ「忍びの国」を最終日まで再上映する予定で、2月17、18の両日には、コスプレや声を出すなどして鑑賞できる応援上映も企画している。また10日からは、伊賀がロケ地となった「娚の一生」の500円上映も企画している。
同館ストアマネジャーの竹中祐さんも感慨ひとしお。「本当になくなるとは考えていなかったので寂しい。とはいえ、最後まで皆さんに良い思い出を作ってもらいたいから、ラストスパート頑張ります」と話した。
ショッピングセンターも20日まで営業、その後建物は解体される予定だが、作業開始日などの詳細は未定。
2018年2月10日付717号1面から
同館では最後まで映画を楽しんでもらいたいと、昨年上映して人気を呼んだ「忍びの国」を最終日まで再上映する予定で、2月17、18の両日には、コスプレや声を出すなどして鑑賞できる応援上映も企画している。また10日からは、伊賀がロケ地となった「娚の一生」の500円上映も企画している。
同館ストアマネジャーの竹中祐さんも感慨ひとしお。「本当になくなるとは考えていなかったので寂しい。とはいえ、最後まで皆さんに良い思い出を作ってもらいたいから、ラストスパート頑張ります」と話した。
ショッピングセンターも20日まで営業、その後建物は解体される予定だが、作業開始日などの詳細は未定。
2018年2月10日付717号1面から