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バス待機場の借地契約問題 特別調査委が初会合 伊賀市議会

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 バス待機場用地として伊賀市が結んだ土地の賃貸借契約を巡る問題で、地方自治法100条に基づき設置した市議会の特別調査委員会が1月5日、同市役所で開かれた。この日が初会合で、委員らは契約の内容や経緯を改めて聞き取るため、市側に出席を要請することを確認した。【今後の運営について話し合う特別調査委のメンバーら=伊賀市上野丸之内で】

 特別調査委のメンバーは、昨年9月から同問題を追及してきた総務常任委員会に所属する議員8人で構成。初会合には親族の葬儀で欠席した市川岳人議員を除く7人が出席し、委員の互選で岩田佐俊議員(69)が委員長に、福田香織議員(52)が副委員長に就いた。

 同市比土にあるバス待機場は広さが約3000平方メートル、月額約36万円。契約期間は昨年1月から2036年3月まで。市が19年3か月間借り続けた場合、支払いの総額は計約8373万円になる。

土地の所有者は中岡久徳議員(69)の親族が、市と契約を結ぶ数か月前まで役員だった会社であることがこれまでの調査で明らかになっている。次回は16日に開く予定。

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