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利用者30人が8の字カンバスに表現 伊賀市役所に作品展示

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 障害福祉サービスを提供する伊賀市の生活介護事業所「ゆのまある」(予野)と「ふっくりあフウス」(緑ケ丘南町)の利用者たちの作品展示が1月10日、同市上野丸之内の市役所玄関ホールで始まった。2月9日まで。【ロビーに展示された作品=伊賀市役所で】


 作品のコンセプトは「つながり」で、大きさが横2・4メートル、縦1・2メートル。両事業所を利用する知的障害や精神障害がある10代から60代の男女約30人が創作活動として「8の字」型カンバスに10色以上のアクリル絵具で思いのままに表現した。

 元々は両事業所を運営する社会福祉法人「維雅幸育会」が昨年7月に開いたコンサートでの発表が目的だったが、より多くの人に作品を鑑賞してもらえたらと、市に展示を依頼した。生活支援員として作品制作をサポートした今出敦史さん(34)は「題名はありませんが、作品を通して利用者一人ひとりの個性や感性を見てもらえたら」と話した。

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