農村の生活や農業を体験できる宿泊施設「農泊」の開業者希望者向けのセミナー「はじめての農林漁業体験民宿 地域の魅力を体験!発信の拠点として」が1月30日午後1時30分から、名張市蔵持町里の市武道交流館いきいきで開かれる。参加無料、要事前申し込み。
セミナーは県の主催。県内への農泊や、農泊経営者を増やしたいと企画したもの。農泊は古民家などを活用した畑仕事などの農業体験や収穫物を使った料理の提供など、農家や漁村の生活に触れられるのが魅力。都市部や外国から地方への交流人口が増え、地域活性化のメリットがあるとして注目されている。
セミナーは約3時間30分。農村の活性化を都市農山漁村交流活性化機構(東京都)の宍戸信一さんが農泊とは何かやメリット、開業の必要な手続きを講演し、県内他市町の農泊経営者2人が事例紹介する。外国人観光客の利用が盛んな名張市内の農泊「松風」(同上本町)の事例紹介もある。
申し込み先着40人。希望者は1月26日までに、住所、氏名、電話番号または電子メールを明記し、県農林水産部農山漁村づくり課農山漁村活性化班宛てに郵送(〒514-8570 津市広明町13番地)、またはファクス(059・224・3153)、電子メール(nozukuri@pref.mie.jp)で申し込む。
問い合わせは同課(059・224・2518)へ。