
宣言は1日開会の市議会で可決。式典で亀井利克市長が「全ての市民が自らの命とともに妊産婦や未来の子どもを大切にする風土を作るため、ここに『妊婦応援都市』を宣言します」と宣言文を読み上げた。
妊産婦や子育てへの理解者を養成し「こそだてサポーター」に認定する取り組みを始めることから、地域や保育施設などで活躍する子育て支援員3人をサポーターに認定した。サポーターの証として、亀井利克市長から白いブレスレット「ホワイトリング」を贈った。今後は養成講座を開き、8000人の育成を目指す。
認定された同市東町の田端八千代さん(61)は「認定を機に、子育てする人や育児を応援することの大切さを周囲に発信していきたい」と話した。
他にも厚労省の吉田学・子ども家庭局長の基調講演や、医療・子育て関係団体らからの応援メッセージが披露された。