商売繁盛、家内安全などを祈願し、春を告げる祭りとして知られる、蛭子神社(名張市鍛冶町)の「八日戎」(2月7、8日)では、振袖姿の「福娘」が参拝者をもてなしている。福娘を公募する名張市観光協会では来年から、対象年齢を従来の20歳以上から高校3年生以上に引き下げる。【参拝者に縁起物を手渡す福娘=名張市鍛冶町で(2017年撮影)】
福娘は、応募者の中から事前の「福引き」(抽選)で選ばれた3人が、参拝者へ縁起物を授与する他、事前PRなどでも活動する。従来は、同市にゆかりのある「20歳以上30歳以下」の未婚女性と定めていたが、「より多くの人に応募してもらおう」という氏子らの思いから引き下げを決めたという。
市内在住、在勤、在学、出身など名張市にゆかりがあり、18年4月1日時点で18歳以上かつ、応募時点で30歳以下が対象で、未成年は保護者や勤務先代表者などの同意が必要。応募者は1月28日午後2時から同神社で開く「福引き」に出席する。
同協会ホームページ(www.kankou-nabari.jp/)から応募用紙をダウンロードして必要事項を記入し、同協会へ郵送(〒518-0729 名張市南町822の2 アスピア1階)、ファクス(0595・63・9138)、電子メール(info@kankou-nabari.jp)で申し込む。1月22日必着。応募用紙は同協会事務局にも設置している。
問い合わせは同協会(0595・63・9148)へ。