同コンテストは、県内で活躍する介護士が対象だが、今夏あった県高校生介護技術コンテストで優勝したことがきっかけで出場が決まった。
11月10日にあったコンテストでは、参加した21人が訪問介護の現場に見立てた課題を競った。伊村さんは「いつもの高校生大会と違い、ベテランの方もいて、とても緊張した」と振り返る。緊張の中でも学校や施設での実習経験が生き、2位に選ばれた。「介護される役の人がとても上手で、普段から意識しているコミュニケーションが役に立った」。
周囲も全く受賞を予想しておらず、本人も「本当に自分の名前が呼ばれたのか」と不思議に思うほどで、指導する平井由希講師は「まさか賞を取るとは思わなかった。よくやった」と喜んだという。友人からも「すごいやん」と声を掛けてもらったといい、照れた様子で笑顔を見せた。
自身が中学生のころから、祖母の介護をする母親を見て「助けになりたい」と思ったことが介護士を目指したきっかけだった。既に市内の介護施設への就職が内定しており、「初めは家族のためだったが、今は利用者さんを笑顔にできる介護士になりたいと思っている」と、これからの活躍を誓った。
2017年12月9日付713号2.3面から
11月10日にあったコンテストでは、参加した21人が訪問介護の現場に見立てた課題を競った。伊村さんは「いつもの高校生大会と違い、ベテランの方もいて、とても緊張した」と振り返る。緊張の中でも学校や施設での実習経験が生き、2位に選ばれた。「介護される役の人がとても上手で、普段から意識しているコミュニケーションが役に立った」。
周囲も全く受賞を予想しておらず、本人も「本当に自分の名前が呼ばれたのか」と不思議に思うほどで、指導する平井由希講師は「まさか賞を取るとは思わなかった。よくやった」と喜んだという。友人からも「すごいやん」と声を掛けてもらったといい、照れた様子で笑顔を見せた。
自身が中学生のころから、祖母の介護をする母親を見て「助けになりたい」と思ったことが介護士を目指したきっかけだった。既に市内の介護施設への就職が内定しており、「初めは家族のためだったが、今は利用者さんを笑顔にできる介護士になりたいと思っている」と、これからの活躍を誓った。
2017年12月9日付713号2.3面から