名張市議会の12月定例会が1日、開会し、市は9億1775万円増の一般会計補正予算案など10議案を提案した。妊婦や子育てを地域で応援する風土を育む「妊婦応援都市宣言」など2件を即日採決し、いずれも全会一致で可決した。
妊婦応援都市宣言は可決後から発信を始め、3日には市防災センターでキックオフ大会を開いて周知する。今後、子育て中の人に寄り添える人材「こそだてサポーター」の育成事業に取り組む。
提出議案の内訳は補正予算7件、子ども医療費の窓口負担無償化に向けた条例改正1件、妊婦応援都市宣言1件、
専決処分報告1件。うち専決処分とした台風21号への緊急対応に要した災害復旧費用9880万円の補正予算案も採決し、全会一致で可決した。請願はなかった。
定例会は19日までの19日間。一般質問は6日から8日の3日間。