80歳以上で歯が20本以上ある人を対象にした「いい歯の8020」コンクールで、2017年度の伊賀市長賞に同市勝地の東徹さん(80)、伊賀歯科医師会長賞に同上神戸の西村三郎さん(82)が選ばれた。【表彰状を手にする東さん(左)と西村さん=伊賀市役所で】
東さんは、32本の歯全てが残っており、いずれも治療歴がない。朝晩2回の歯磨きと半年に1回の歯石除去で歯科医を受診するだけで「こだわってケアしているわけではない」と話し、規則正しい生活や適度な運動など健康寿命に気を遣って生活しているという。
西村さんは31本のうち、3本だけ治療歴がある。約5年前に初めて歯科医を受診し、以降は歯科医から受けたアドバイスをもとに歯の磨き方などに気を付けているそうだ。
表彰式では、大森秀俊副市長が地域やボランティアの活動に参加している2人に対し「これからも歯を含めた健康に留意され、今後も活躍頂ければ」と言葉をかけた。