JR西日本は11月22日、台風21号の影響で線路脇の亀裂と盛土斜面の崩壊で運転を見合わせている関西線の亀山‐柘植駅間について、再開の時期が来年1月中の見込みだと発表した。【崩落したJR関西線線路脇の盛土斜面=亀山市加太中在家で、11月7日撮影】
同社の近畿統括本部によると、盛土斜面の崩壊などが発生したのは亀山市加太中在家で、加太駅から西に約4・6キロの地点。盛土は高さ約25メートル、亀裂部分を含む線路脇の被災延長は約60メートルで、今月15日に復旧作業を開始した。
運転の見合わせ期間中、亀山‐柘植駅間の上下線で代行輸送バスを実施している。バスの運転時刻は同社ホームページで掲載している。