赤い羽根共同募金運動が10月から始まった。4日には名張市内のスーパー2か所で、同市共同募金委員会やボランティアらが街頭啓発に立ち、買い物客らに募金を呼び掛けた。【募金箱を手に協力を呼び掛けるボランティアたち=名張市西田原で】
同市西田原のオークワ名張西田原店では、高齢者サロンスタッフや障害者団体などから7人が参加。募金箱を手に、黄色の法被を羽織った姿で店舗入り口に立ち協力を求め、募金した買い物客らに赤い羽根と、マスコットキャラクターが描かれたコースターを手渡していた。
市共同募金委員会事務局で市社会福祉協議会の前川美貴子さんは「自分のまちを良くする仕組みが共同募金。みなさんの身近で役立てられるので、ぜひご協力を」と呼び掛けた。
運動期間は12月末まで。10月中はスーパーなど12か所で募金に立つ。昨年度の募金総額は市内で936万1235円、うち29万7639円が街頭募金で寄せられたものだった。集まった募金は、市内の高齢者サロンや配食ボランティア、おもちゃ図書館の運営などの福祉活動に役立てられる。