名張市の戦没者追悼式が10月25日、名張市松崎町のADSホールで開かれた。遺族を始め地域住民ら約450人が参列し、西南戦争から第二次世界大戦までに亡くなった1190人の冥福と恒久平和を祈った。【献花台へ花を手向ける亀井市長=名張市で】
式では参列者が黙とうし、壇上に設けられた献花台に白い菊を手向け、戦没者を悼んだ。
式辞で亀井利克市長は「戦争を憎み、平和を重んじる心を風化させることなく、後世に伝に伝える責任がある」と述べ、市遺族連合会の山口繁一会長は「今は自由と平和のある夢のような時代。感謝の心を持ち続け、絶対に戦争を起こさないと約束し、心からご冥福をお祈りします」と追悼した。