台風による地滑りがあった名張市下比奈知の東山墓園について、市は10月31日、墓地の全面立ち入り禁止を崩落箇所と周辺計400区画を除いて解除すると発表した。一部解除は11月1日から。
被害判明後、台風22号による新たな地滑りなどの被害がないことから、安全を判断した。28日には崩落箇所にブルーシートと土のうなどの処置も施した。
一方、墓地内の水道本管は配水部分が破損しており、全区画で水が利用できない状況のまま。崩落箇所周辺の規制解除のめどは立っておらず、今後、市が調査を進めるという。