秋の全国交通安全運動が9月21日始まり、名張市朝日町の朝日公園で出動式が開かれた。名張署や同署管内の行政、交通安全団体などから約100人が参加し、交通安全意識を高めた。【大きな声で交通安全宣言する名張西保育園の園児たち=名張市朝日町で】
安全週間は30日までの10日間。出動式では、同市の前田國男副市長や名張署の後藤善信署長が訓示に立った。後藤署長は飲酒運転根絶を呼び掛け「もし飲酒運転しようとする人を見たら『飲酒運転、あかんあかん!免許無くなったら生きてけへんで!罪を負ったら償いきれへんで!』といさめてほしい」と力強く呼び掛けた。
名張西保育園の園児31人による太鼓演奏の披露もあり、その後は交通安全宣言として「道路に急に飛び出しません」「道路では遊びません」「お酒を飲んで運転しないようにおうちの人に注意します」などの5項目を大きな声で宣言した。式典終了後は白バイや警察車両6台がパトロールに繰り出すのを手を振って見送った。
署によると、20日時点での管内の交通事故件数は1663件(前年同期比4件増)で、うち人身事故が142件(同18件減)で、死者数は4人(同±0件)。物損事故が1521件(同22件増)だった。