夏休みに全国を回って開催している「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」(かんぽ生命保険、NHK、全国ラジオ体操連盟主催)が8月11日、名張市夏見のメイハンフィールドで開かれた。開会の午前6時から1710人(主催者発表)が参加し、爽やかに汗を流した。【鈴木さんの指導に合わせ体操する参加者たち=名張市夏見で】
体操会は夏休み期間の毎日、全国43会場を巡り、その様子をNHKラジオ第1で放送。同市での開催は7年ぶりで、今年の県内での唯一の開催となった。会場には、市内のスポーツ少年団やスポーツ団体、ラジオ体操会などに加え、津市など近隣市町からも住民らが駆けつけた。
開会式では、かんぽ生命保険三重支店の荒木智支店長、NHK津放送局の須田俊明局長らのあいさつがあり、亀井利克市長は「皆さん、今日は名張の元気を大いに発信してください」と参加者に呼び掛けた。
午前6時30分からの生中継に合わせ、体操指導の鈴木大輔さん、ピアノ伴奏の幅しげみさんのリードで、集まった全員でラジオ体操の歌を歌ったり、ラジオ体操第1と第2中の「1、2、3、4」の掛け声を合わせたりと、和やかな雰囲気で体をほぐした。
親子3人で参加した同朝日町の名張小2年、山田さくらさん(8)は「体を伸ばせて気持ち良かった」とニッコリ。母親の利佳さん(34)も「小さいころから毎朝見ていたラジオ体操に参加できてうれしい」と話した。