
失点をゼロに抑えるというプランを立て試合に臨んだくノ一だったが、終盤に与えたフリーキックからヘディングでゴールを決められ、力尽きた。セットプレーの数では浦和を上回っていたが、得点に結びつけることはできなかった。
これでリーグ杯は3連敗。結果は振るわないが、浮き球の競り合いで優位に立つ浦和に対し、くノ一はこぼれ球に素早く寄せて奪い返すなど修正した中盤でのプレスが効果的に機能し、パスで保持する時間帯や攻撃の回数が増えた。
試合後の記者会見で野田朱美監督は、浦和戦に向けた準備も含め試合内容に一定の評価をしたが、「今季で一番悔しい負け方だった。気持ちの整理がつかないくらい残念で仕方ない」と振り返った。
8日の7節はくノ一の試合はなく、15日に宮城県利府町のひとめぼれスタジアム宮城でマイナビベガルタ仙台レディースと対戦する。