名張市は6月30日、職員863人に夏のボーナスを支給した。支給総額は昨年同期比867万1438円(1・39%)増の6億3170万6021円だった。
市人事研修室によると、支給総額増加は、一般職の支給月数を昨年の人事院勧告に合わせ0・05か月分引き上げたことによるもの。
一般職員(平均年齢41歳5か月)の一人当たりの平均支給額は74万263円(2・075か月分)。モデルケースとする妻と子ども2人を扶養する職員(41歳7か月)には、87万2296万円を支給した。
支給額が最も多かったのは名張市立病院の伊藤宏雄院長の176万1730円で、最低額は今年4月1日付で新規採用した行政職職員で9万3675円だった。
特別職の支給額は、亀井利克市長が124万7400円(1・65か月分)、前田國男副市長が95万6340円(同)、上島和久教育長が100万7454円(2・075か月分)。特別職の3人は16年4月導入の固定資産税への上乗せ課税「都市振興税」に合わせ、支給額を3割減額している。
市議会は、細矢一宏議長が122万4300円(1・75か月分)、常俊朋子副議長が105万4200円(同)、その他の議員18人は1人当たり96万6000円(同)を支給されている。